私は転勤族として育ちましたがしばしば実家(出身?拠点?)に0〜6、12〜15歳まで住んでおりました。
典型的な男尊女卑家庭で父、母、父方の祖母、父の妹(叔母)、私という家庭で
1番は死んだ祖父(父方)2番は父、3番に祖母、4番に叔母、5番に私、6番が母でした。
お金、学歴、世間体の見事なトリプルクラウンです。
しかも、宗教に入っています。(私は無宗教)
毎日勤行が行われました。南妙法蓮華経、、、
中学から学校に行けなくなった私は祖母や宗教の知らん坊さんにバカにされ泣きながら夜な夜な勤行のなんか長い変な文を暗記して練習してました。
健気ですね。
でも、母へのいじめに比べたら私の学校のいじめも家の不穏も耐えられるものでした。
短大が論外なら、小卒の可能性があった私なんてゴミだったでしょうね。
そんな引きこもり期に父が癌で倒れるんですが、私は大好きな母方の祖父母と生活出来て幸せでした。
母は大変そうだったけしいつの間にか叔母もいなくなってたけど(そりゃあ母親に結婚結婚言われりゃやんなるよね)
ともかく私は母方のじいちゃんが大好きです。船乗りだったんですよ〜。オシャレで。
そんな事も一生続かず父の手術の日が来ました。なんと私の誕生日でした。
祖母が「あなたがお父さんを守ってくれるからきっと大丈夫よ」
ゾッとしました。
私はその日から自分の誕生日が嫌いです。
そんなこんなで手術は成功したわけですが何故か分からず見せられた真っ黒な肝臓よりゾッとしたのは大量の水でした。
健康の水だそうです。
祖母は何故か自分のおしっこまで飲んでいました。
私にも強要しましたが断固として飲みませんでした。
あれから何十年。
母に、おしっこ飲んだ?
と聞きました。
飲んだそうです。
しょっぱいね!
it's OK FILM 阿部綾織
it's OK FILM 代表 阿部綾織の日々の生活
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